酒造りに携わって25年のまだまだ新米の蔵人です

kurabito2005-04-28

 田辺利夫という先代の新潟杜氏と、現杜氏の渡辺利一(新潟杜氏)とともに、新潟流の酒造りに石川県流をアレンジした加越独自の方法で23年間「関白」造りに励んできました。その間、飲み手がどのような酒を求めているのか、その酒を造るにはどうすればよいのかと研究してきましたが、いまだに暗中模索状態です。
 しかし、そろそろお客様の求めるものがわかってきたような気がします。次の造りにやってみたいことは多々あります。酒造りは知れば知るほど、学ぶべきことが多いと感じています。
 高くておいしい酒は当たり前、手ごろな値段で本当にうまい酒を作っていきたいと思ってます。そのための努力をおしまず酒を造ってゆきます。われわれ蔵人の喜びは、「関白」を飲まれた方においしいねと言われることなんです。