2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北市さんの五百万石

画像は、小松市日末町の北市さんのたんぼで実る五百万石です。(今まではよその田んぼばかりアップしていてすいません。これは正真正銘、酒蔵加越で使う北市さんの五百万石の画像です)8月29日に撮影したもので、今頃は刈り取られています。今年は、例年…

稲刈りまじか

おとといは涼しかったのですが、昨日・今日と暑い日が続いてますね。石川県地方は早稲品種ですでに稲刈りが始まってます。酒造好適米の「五百万石」でも、稲刈りは例年より早くなるそうです。検査が終わって、新米が出回るのもうすぐですね。僕たち蔵人も、…

残暑お見舞申し上げます

残暑お見舞申し上げます・・・と打ち込んだら、小松地方は途端に激しい雨となりました。雷もなりだしました。涼しくなって良いような・・・。 さて、お盆休みもおわり、本日、K君は「ろ過」という作業をしました。冬の間つくったお酒をタンクに貯蔵しておき…

今日からお盆休みです

石川県地方は、すごい雨が降りました。雨が降らなくて困っている地域もあるのに、もったいないような雨です。この雨を分けてあげたいですね。 加越の蔵人たちは今日から長期のお休みになります。冬の間、お休みがとても少ないのでその分夏に休みが多くなるの…

お米について その6

米は酒造りの基本です。検査を通った日本のお米というものは、等級が上のランクの米であれば(2等.3等や格外は論外)、各農家の方が丹精こめて作った米でもあり、それはすばらしい米です。もちろん自然相手ですから、年により出来・不出来、硬軟、色つやな…

お米について その5

ところで、ワインなどは単醗酵と呼ばれ、ぶどうの中に含まれるブドウ糖が酵母によりアルコールに変えられるだけという単独の醗酵ですから、原料の性質が製品に大きく影響します。日本酒は並行複醗酵と呼ばれ、お米の中のでんぷんを麹(こうじ)の力で糖分に…

お米について その4

酒蔵・加越では、日本酒の「品質」と「価格」という両面をとらえて酒造りをしています。価格の高い酒はうまいのがあたりまえです。高品質であり、納得のゆく価格である必要があります。そのためにいろんな原料米を使います。兵庫県産の山田錦と石川県産の五…

お米について その3

また、現在では、日本全国どこの米であっても手に入れることは可能になりました。食管法で統制されていた時代とは大違いです。銘柄・産地・等級などによっても価格は大きく違います。一般にお酒造りに向くお米を「酒造好適米」と呼びます。粒が大きく、芯の…