2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

酒飲み?

友人たちから「酒屋で仕事をしていれば、勤務中にも酒を飲めるんでしょ?うらやましいなぁ」などとよく言われていました。「確かに、飲むといえば飲むんだけど・・・。でも、口に含んでから吐き出すんだよ」と何度こたえたことか。蔵人たちは、利酒(ききし…

試飲展示会

小松・加賀市の有力酒販店さんたちのメンバーが主催した試飲展示会が「山代温泉 ゆのくに天翔」で行われました。主に料飲店さんを対象に行われたのです。酒蔵・加越も一メーカーとして出店しました。日本酒、洋酒、ビール、焼酎などのメーカーさんたちも大勢…

ラベル貼り

瓶に詰められたお酒はそのまま機械でラベルを貼るものもありますし、一旦、冷やしてから手でラベルを貼るものもあります。そのお酒によって、手で貼ったり、機械で貼ったり。 画像は、ラベル貼りのベテラン、K子ちゃんです。ラベルを貼るのが早い、早い。そ…

メンテナンス

本日は詰口はせず、瓶詰機械のメンテナンスです。 Higaさんは、グリースにまみれながら瓶詰フィーラーのギアーをはずし、ベアリングを交換していました。酒造用の機械も他の機械とおなじくメンテナンスが必要です。まめにメンテをすることで、古い機械でも快…

貯蔵庫の蔵洗い

先月からずっと酒蔵・加越内のいろんな箇所を蔵洗いしています。高圧洗浄機で床や、タンクの下、溝まで丁寧に洗ってゆきます。高圧洗浄機は、高圧の水をノズルから噴出す装置ですが、床などは見違えるほどきれいになりますよ。 画像は、かっちゃんが貯蔵庫を…

焼きそば

今日の昼食は焼きそばを作って食べました(画像)。キャベツしか入っていない貧相なものです。でも、結構うまいんですよ。その秘訣は、ソースをかけてから、火をつけたままでで日本酒をジュッとふりかけるんです。ソースの焦げるにおいに混じって日本酒の香…

簾(す)

簾(す)というと、葦や竹などを細い紐などでつなげ、目隠しや日よけなどに使われますね。昔の偉い殿様は簾垂れ(すだれ)の向こう側に居て顔が見えなかったり・・・。 酒蔵・加越では、竹の簾を酒粕タンクの底に敷き、その上にバラ粕を入れ(冬季)、それを…

酒粕!酒粕!酒粕!

酒粕の注文が次々と入ってきます。酒蔵・加越の酒粕は予約でほぼ品切れ状態。今年はなんて酒粕が売れるんだろうなんて考えてしまいますが、これってあまりいいことじゃないんです。 日本酒の需要が落ちて来ているため、副産物である酒粕の発生が少なくなって…

満月のろ過

明日詰める予定の満月を今日ろ過しました。 出来たお酒は、一度ろ過されてから火入れされます。その後半年から1年貯蔵され、瓶詰前にもう一度ろ過されます。画像はかえっちゃんが瓶詰前のろ過作業をしているところです。ろ過作業は、始まりのときと終わりの…

フィーラー

朝から瓶詰作業でした。月光の300mlを詰めたのです。 画像は、フィーラーと呼ばれる充填装置でくるくる回りながらお酒を充填します。きちんと定量の瓶詰ができるので大変便利なんですが、手入れがなかなか大変です。作業の始まりと終わりの洗浄にすごく時…

酒粕 急ピッチ

酒粕の注文が急に増えました。昨年より動きが遅かったのですが。天気も良くなり野菜が出回ったきたのでしょうか。日本酒の製造数量が落ち込んでいるため、酒粕の絶対量が少なく、そのため早く買っておくという人も多いらしいです。 画像は、タンクに入った酒…

後始末

「ろ過・火入れ」と今シーズンの酒造りは全て完了しています。後は、蔵洗いなどの後始末だけです。 散々使った道具たちも片付けられます。 画像は、日本酒君がホースを洗っているところです。ホースの内側も外側もきれいに洗います。体調の悪かった日本酒君…

清酒学校

昨日、清酒学校の進級式が行われ、昨日・本日と一泊二日の研修でした。生徒は9名、皆さん酒造りに燃える若者たちです。 本日2限目の授業は「数学・物理・化学Ⅲ」という難解な授業でした。演習問題に戸惑う人を、先に終わらせた生徒が互いに教えあっていま…

最後の火入れ

今日は最後の「火入れ」です。この作業で酒蔵・加越の「酒造り」はすべて終了です。蔵人全員ホッとしますね。 画像は、志村部長が火入れするタンクに以上が無いか確認しているところです。最後まで気を抜かず、神経を張り詰めたまま作業の段取り・支持にあた…

ろ過作業終了

今日で、酒蔵・加越のろ過作業はすべて終了しました。担当のコーちゃんはホッとした様子です。 画像は、コーちゃんと橋ちゃんがろ過機を洗っているところです。今シーズンはこの装置を使うことはありませんから、最後に丁寧に洗って来期に備えます。ろ過機さ…

火入れもあと2回

火入れ作業もあと2回。酒造りのフィナーレは明後日です。 日本酒君は朝から火入れ作業です。まず、ボイラーを点火してお湯を沸かし、火入れされるお酒の入った大きなタンクに本器を取り付けていました。(画像) この本器とは、お酒を出し入れするために取…

今日のろ過作業がおわると、明後日のろ過作業で今シーズンのろ過は終了です。その翌日の「火入れ」で蔵内の作業はすべて終わります。長かったような、あっという間だったような。でも、ここまで怪我をしたり、あるいはお酒の流失といった事故も無く来れたこ…

円満市

円満市に出店しました。 先月、先々月は雨にたたられ人手が少なかったのですが、今日は快晴で早くから大勢のお客様で賑わいました。酒蔵・加越のお酒や酒粕も結構買っていただきました。ちょっとだけでしたけど、酒造り唄も披露させてもらいましたよ。また、…

黒部峡谷鉄道

黒部峡谷鉄道に乗ってきました。 素晴らしい天気に恵まれ、酒蔵・加越のメンバーはマイクロバスで現地に向かいました。といっても、朝から酒・酒・酒となった人もいましたけどね。 画像は、鉄道に乗る前の宇奈月温泉駅での記念撮影です。これからトロッコに…

草刈り

ここしばらくで急に暑くなったようです。先日から雨も適度に降って雑草は伸び放題。コーちゃんと山ちゃんが得意の草刈りです。彼らは草刈り機を使っての作業がとてもうまく、あっという間に酒蔵・加越の雑草は刈られました。何事も一生懸命にやる彼らです。 …

酒粕詰めました

今日から6月。酒蔵・加越では少しですが酒粕を袋詰めしました。 冬にできた板粕をタンクのなかで熟成させて練り粕になるのですが、今日詰めたものはまだちょっと熟成が足りないようですが、そのまま1週間ほどでちょうどよくなると思います。 関白の酒粕で…