2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

種麹(もやし)をふるヒデチャン

50%精米の五百万石を室に引き込みました。 画像は、引き込んでから水分をある程度発散させた蒸米に、種麹(もやし)をふるヒデチャンです。4人の蔵人たちが、この作業を手伝っていたのですが、ヒデチャンは「ここをもう一度手を入れて」とか「もっと、温度…

酒粕

大吟醸の仕込が終わってから数日は、作業的にそれほど込み入ることはありません。こんなときに、とってあったバラ粕をタンクの中に踏み込みます。 お酒をしぼると、清酒と酒粕ができます。出来たばかりの酒粕は、板粕として販売され、甘酒や粕汁、あるいはそ…

4本目の大吟醸 留仕込

朝から雪がちらつき寒い日となりました。大吟醸の留仕込には。今日ももってこいの日です。 蔵の中の温度は2度。画像は、午前8時半に蒸しあがったところをみんなで米の蒸し具合を確かめているところです。蒸し具合はとてもよく、最古の蒸米となりました。 そ…

4本目の大吟醸の仲仕込

蔵の中の気温は2度。雪もちらつき、大吟醸の仲を仕込むにはもってこいの気温です。 画像は、蒸しあがったばかりの蒸米を木桶に入れて運び、麻布の上にあけようとしている山ちゃんです。 息も凍りつきそうなくらいの冷たさのなか、蔵人たちの威勢はますます上…

作業の多い日

今日、5本目の大吟醸の酛を立てました。これが今年最後の大吟醸の酛です。 4本目の大吟醸の留麹の盛もありました。明日の仲掛米の洗米も。お昼からは、ぐっと冷え込んできて、明日からの大吟醸仲・留仕込にはもってこいのようです。 12日目の3本目の大吟醸を…

4本目の大吟醸の添仕込

4本目の大吟醸の添仕込みです。気候もまずまず。厳しくはないけどそこそこ冷えています。 画像は、蒸してからさらされた蒸米を布に包んで運び、添の枝桶に投入しているHIDEちゃんです。 布に包まれて運ばれるので丸く固まり、それをそのまま投入するとぼち…

2本目の大吟醸 上槽

ついに2本目の大吟醸を上槽しました。 今日は、朝から忙しい日でした。4本目の大吟醸の仲麹の盛、もちろん普通酒の仕込みも普段どおり行われています。正月休みの間に仕込が無くて普通酒の上槽が無かったため人手はなんとか足りました。 杜氏さんの合図で始…

4本目の大吟醸

4本目の大吟醸の仲麹米を蒸しました。 室の中には、一昨日蒸した素麹があるため、一旦、室の外で熱い蒸米をある程度冷ましてから、室の中に入れます。 画像は、蒸したばかりの蒸米を一旦、冷ましているところです。今日は、太陽の光が室の前に差し込み、蔵人…

2本目の大吟醸は29日目

2本目の大吟醸の上槽日が近づいてきました。いまのところの予定では来週の火曜日(22日)になりそうです。澄んでいて、気品のある落ち着いた香りのお酒になりそうです。ほんとのところは搾ってみなくてはわかりませんが。いずれにしても、楽しみなお酒に仕上…

取材

昨日からお見えになっている香港の雑誌記者の方たちは、今朝から蔵の中で蔵人たちの作業の様子をカメラに収めていました。「周刊 明報」という雑誌社の方です。香港の人達は、かつて英国であったことから、中国名と英語名の二つの名前を持っています。中国語…

今シーズン初めて(?)の積雪でした。朝起きたら、ちょっとびっくり。でも、この地域に住んでいればこれくらいの積雪はあたりまえです。 気温も低く、蔵の中の作業は大変でした。コーちゃんのろ過も大変そうでした。(このろ過作業が蔵人の作業としては一番…

4日目の大吟醸

3本目の大吟醸は4日目です。 櫂入れ、検温、分析採取をおさわらせ、タンクのヘリについたモロミをへらで掬い取ってところです。少し泡も出てきました。元気のよさそうなモロミです。 ところで、この掬い取ったモロミのかすは捨てているのですが、これで粕…

大吟醸のオリ引き

先週しぼった「1本目の大吟醸」のオリをひきました。 しぼった直後のお酒はうすくにごっています。この状態を「オリがからんでいる」と表現します。数日間静置しておくと、白いオリは下に溜まります。その上澄みだけを取り出すことを「オリ引き」といいます…

3本目の大吟醸 留仕込

今朝は、雪がちらつくとても寒い日。大吟醸の仕込にはもってこいの気温と成りました。蔵の中の気温も2度。いい具合です。 午前8時27分に出甑。杜氏さんがさっそく蒸米の感触を確かめていました。「いい具合」とのこと。 実際に、米をさらしながら感じた…

大吟醸 仲仕込

今日は気温がぐんと下がってきたようです。大吟醸の仕込には都合がよい気温です。とはいえ、もっと冷えてくれたらなぁとも思っていますが・・・。 画像は、蒸しあがったばかりの甑を取り囲み、米の蒸し具合を確かめている蔵人たちです。蒸気を止めてもモンモ…

踊り

昨日添を終えた3本目の大吟醸の踊りです。 昨日から、画像のように裸電球を吊り下げ、上にナイロンをかぶせて保温につとめていました。画像は今朝の櫂入れをちょうど終えたところです。 添の仕込温度は、仲や留と比べるとかなり高いため保温が必要なんです…

大吟醸3本目 添仕込

3本目の大吟醸の添を仕込みました。三段仕込の最初のです。 画像は、冷ました蒸米を添の枝桶に仕込後、最後の櫂を入れている杜氏さんです。 液体の中に蒸米を入れたばかりですから、米のごつごつしている様子がよくわかると思います。 明日は、踊りでこのモ…

大吟醸 4本目の酛立て

4本目の大吟醸の酛を立てました。 甑で米を蒸しているときから、杜氏さんはその前でじっと見つめていました。蒸気の出方に不安があったのかもしれません。 8時30分に米が蒸しあがると、杜氏さんはそれを手でこね、ウンとうなずきました。良い蒸し米だったの…

大吟醸 上槽

1本目の大吟醸を上槽しました。 今日は朝から忙しい1日でした。3本目の大吟醸の添麹の盛り。これが終わってからの上槽です。もちろん、大吟醸以外のお酒の仕込みもありますから、蔵人たちはフル稼働。「しばらく休んだ分、一挙に仕事が来た!」という感じで…

本格始動

蔵人たちは今日から全員揃いました。 画像は、3本目の大吟醸の添麹と4本目の大吟醸の酛麹の白米を甑に入れているところです。志村部長が、蒸気の立つ甑に白米を入れているところです。蒸気を止めてから米を置くより、蒸気がどんどん出てくるところに米を置…

休みを終え・・・

お正月の休みも終わり、今日はほぼ蔵人たちが揃いました。明日から、仕込みの再開です。 今シーズンの総仕込予定本数は117本で、昨年末までに49本を仕込み、37本を上槽しています。これから、寒にはいり酒造りは最盛期を迎えます。お正月は、ちょうど…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 本日1月2日は、蔵人3人でモロミや酒母たちをお守りしています。仕込作業や粕離しや洗米などの作業はありませんが、櫂を入れたり分析を採取したりと、細かい作業が結構あるんですよ。画像は、分析採取を終えて、その後始…