取材

kurabito2008-01-18

 昨日からお見えになっている香港の雑誌記者の方たちは、今朝から蔵の中で蔵人たちの作業の様子をカメラに収めていました。「周刊 明報」という雑誌社の方です。香港の人達は、かつて英国であったことから、中国名と英語名の二つの名前を持っています。中国語はもちろん英語も堪能なので、ボキャ貧の私でも多少は会話ができました。
 今回は、酒蔵・加越のお酒を香港で販売していただいている「Elegant Trade Limited社長」のLouisさんの紹介で、ご一緒に訪れていただいたのです。彼は、日本語も堪能なので、通訳もしていただきました。
 Duenさんという女性のライターの方は、日本酒に特に興味があり、「エェ〜そんなつっこんだことまで聞いてくるのか」と、日本人でも思いつかない質問をどんどんされ、私のほうがびっくりしてしまいました。頭の切れるかたなんだなあという印象です。
 また、Carolという女性のカメラマンの方は、とにかくあらゆる様子をカメラに収めていました。普通の情景でも、彼女たちにはすべてが珍しく新鮮なんだそうです。
 海外の方々とおしゃべりするのは自分たちにとってもとても勉強になります。今の自分とは違った視線で「日本酒」というものを日本人の皆様に伝えていくことが如何に大切なことであるかということをあらためて思い知らされました。
 画像は、モロミの前で熱心に説明する杜氏さんです。もちろん、通訳のLouisが正確に翻訳してくれていました(と思います・・・)。