2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あと、わずか

画像は、今朝の出麹の様子です。室から出された麹は、画像にある出麹冷却機で冷やします。固まった麹を崩しながらの作業です。 このような作業も、今シーズンはあとわずか。最後まで、気を抜かず、少しでもおいしいお酒を造っていきたいものです。 全国新酒…

金沢国税局酒類鑑評会 決審

昨日、一昨日と金沢国税局主催の「酒類鑑評会」の予審が行われました。北陸3県の67の酒蔵から240点の吟醸酒が出品され、そのうちの105点が、本日の決審に残ったようです。酒蔵・加越からも4点を出品しましたが、残っているのかどうかは全くわかり…

酛たて終了

酒造りも、いよいよ終盤。本日、第118号と119号の酛を立て、酛立ては終了しました。昨年の10月16日に第1号の酛を立て、今日で今シーズンは終了です。1本1本丁寧に造り続けてきましたが、この119本の酛を立てるには、それぞれいろんな想いがあったことでしょ…

純米吟醸酒の添

画像は、純米吟醸酒の添の枝桶です。日本酒は三段仕込で行われます。第一段階の「添」仕込みは、モロミのタンクに直接仕込むと量少ないため、タンクの底にわずかに入るだけとなり、温度が保てなかったり、櫂を充分に入れられないなどという弊害があるため、…

袋洗い

大吟醸も全てしぼり終えました。大吟醸専用の道具は、きれいに洗浄して来期に備えます。 幸い今日は、晴天。奥ちゃんが、外で大吟醸をしぼる袋を洗っていました。春の日差しの中、外で仕事をするのは気持ちの良いものです。(でも、花粉症の人にはつらいです…

出品酒の選定

金沢国税局主催の「酒類鑑評会」の締め切りは、あさっての17日(月)です。一昨日行われた「杜氏会」での意見を参考に、どのお酒を出品するかということは、酒蔵・加越の蔵人たちが決めます。 画像は、最後の選定に真剣に利酒をする渡辺杜氏と志村部長です…

杜氏会開催される

石川県酒造組合の「杜氏会」が開催されました。金沢国税局主催の酒類鑑評会に出品するお酒が、どのような評価を受けるかということを確かめるために開催されるものです。いわば、金沢鑑評会の前哨戦のようなものです。 石川県の酒蔵18社からそれぞれ3点づ…

最後の大吟醸 上槽

今シーズン最後の大吟醸の上槽が行われました。酒蔵・加越の5本目の大吟醸です。32日目で上槽でした。「今年は、これが一番いい出来だったねぇ」とのこと。早速味見をしてみると、確かにすっきりさわやかな味わいで、その上、香が華やかです。槽場(ふなば)…

酔談の宴開催される

加賀市山代温泉「ホテル百万石」で「酔談の宴」が開催されました。日本酒の美味しいこの季節、加賀の酒蔵が一同に会し、それぞれの自慢の地酒を、旬の海の幸・山の幸をふんだんに使った美味しいお料理とともに、お客様に心ゆくまでお愉しみいただこうと企画…

小松酒造組合の利酒会

小松酒造組合の利酒会が、加賀市加賀温泉駅前の「長生殿」で行われました。参加した蔵元は、松浦酒造(獅子の里)・鹿野酒造(常きげん)・橋本酒造(大日盛)・手塚酒造(菊鶴)・金紋酒造(金紋)・東酒造(神泉)・宮本酒造(福の宮)そして加越(加賀ノ月…

50%大吟醸留仕込

50%純米大吟醸の留を仕込みました。 画像は留の蒸米を仕込む前に、「水麹」といって昨日仕込んだ仲に仕込水を入れてから、麹を投入しているところです。麹は画像のように布に包んで運びます。蒸米を仕込む前に水麹をすることによって、麹の酵素を抽出する…