2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

生酛(きもと)4

今日で6日目。アンカを入れました。アンカとは、タンクの下に電熱器をいれ、暖めながら糖化を促進する操作です。一定時間おきに櫂を入れてかき混ぜます。(ほうっておくと焦げ付いちゃいますから) よく融けてきています。甘いですよ。味も乗ってきています…

生酛(きもと)3

昨日、酛すりをおえたモロミは半切2枚に入ってましたが、昨夕のうちにひとつのタンクに入れました。No.62のタンクに収まっていますよ。(右の画像です) 蔵人の奥田君は夕べから打瀬(うたせ)をとるために、品温を下げていたのですが、数時間おきに温度…

生酛(きもと)2

昨日の続きです。 今朝は5時から山卸を始めました。半切の中のは、奥田君が昨日から何度も手でかき回した蒸米、麹、水が入っています。蒸米は水を吸い込んでふっくら膨れ上がっています。まずは。この状態に上から押しつぶすように櫂を入れます。 動画をど…

生酛(きもと)

いよいよ本日、生酛を立てます。酒蔵・加越では初めての試みなんですよ。そのために蔵人の奥田君は姫路の田中酒造へ勉強しにいきました。(詳しくは、蔵人のひとりごと http://archive.mag2.com/0000155257/20120201190000000.html から読んでみてくださいね…

2本目の大吟上槽

前回の1本目の大吟上槽と同じような映像になっていますが、中身の酒は全く違うんですよ。今日のこのお酒は、きれいなあじわいでありながら、味がしっかりしてるんです。1本目は華やかな香りがありましたが、このお酒は重厚な香りがあります。美味いと思え…

1本目の大吟醸 上槽

1本目の大吟醸の上槽です。上槽とは、お酒をしぼること。しぼるといっても、茶巾しぼりのようにしぼるわけではありません。モロミを、酒袋(さかぶくろ)という布製の袋に約3升(5.4L)入れ、ふねと呼ばれる槽に並べて、上から圧力をかけるのです。 日本酒…