1本目の大吟醸 上槽
1本目の大吟醸の上槽です。上槽とは、お酒をしぼること。しぼるといっても、茶巾しぼりのようにしぼるわけではありません。モロミを、酒袋(さかぶくろ)という布製の袋に約3升(5.4L)入れ、ふねと呼ばれる槽に並べて、上から圧力をかけるのです。
日本酒君が酒袋にモロミを入れ、槽に並べる様子です。
動画をどうぞ→ http://youtu.be/Dc23p2q4edU
一方、こちらは「つるし」のお酒です。タンクの中に袋を吊るし、滴り落ちるお酒を斗瓶に集めます。
動画をどうぞ→ http://youtu.be/C0jaQypI0Kc
この大吟醸酒は、兵庫県産の山田錦を38%まで精米した原料米を使っています。とても香りの高いお酒に仕上がりました。しぼった直後のせいか、やや苦味があるように感じましたが、これはしぼってから数日経過すると消えるでしょう。まずまず、よいお酒に仕上がりました。