種麹(もやし)をふるヒデチャン

kurabito2008-01-30

 50%精米の五百万石を室に引き込みました。
 画像は、引き込んでから水分をある程度発散させた蒸米に、種麹(もやし)をふるヒデチャンです。4人の蔵人たちが、この作業を手伝っていたのですが、ヒデチャンは「ここをもう一度手を入れて」とか「もっと、温度を下げて」とかいいながら、真剣に作業にあたっていましたよ。今シーズン初めて麹を担当することになったのに、まるでベテランの麹師さんみたいです。短い期間に麹作りの腕をあげたのでしょうね。カメラを向けている私にも真剣さが伝わってきましたよ。きっと、いい麹になるでしょう。(ちなみに、この麹で造るお酒は、「加賀吟醸淡麗大吟醸」です。)