1本目の大吟醸の火入れ

kurabito2008-02-01

 画像は1本目の大吟醸を「火入れ」している杜氏さんと蕪城さんです。
 耐熱用の硝子容器に酒を入れ、熱いお湯の中に漬けこみ、一定時間ごとに瓶を持ち上げて振ります。お湯の温度は約80度あり、酒の温度がちょうど60度になったらすぐに冷水に漬けて冷やします。ほぼ0度の酒を60度まで上昇させるのに15分〜20分ぐらいの時間がかかります。
 酒の入った耐熱瓶をお湯に漬けてしばらくの間はそれほど熱さも感じませんが、終わり近くでは、熱い酒の瓶を持つのもやっとですよ。このとき、蔵の中の温度は0度でしたから、寒いやら熱いやらでてんてこ舞いです。