お米について その3

kurabito2005-08-01

また、現在では、日本全国どこの米であっても手に入れることは可能になりました。食管法で統制されていた時代とは大違いです。銘柄・産地・等級などによっても価格は大きく違います。一般にお酒造りに向くお米を「酒造好適米」と呼びます。粒が大きく、芯の部分が乳白色になっています。粒が大きいため、高精白ができますし、また、乳白色であるということは、その部分が柔らかく、麹を作りやすいという利点があります。代表的な銘柄に、山田錦、八反、五百万石、美山錦等があります。これらのお米は食べておいしいわけではありません。食べておいしいのはやはりコシヒカリササニシキなどのお米でしょう。
(酒蔵加越のタンクの上から北を望んだところ。中央左手の森は「三湖台」と呼ばれるところ。小高い丘になっていて、木場潟・今江潟(現在はない)・柴山潟(ちょっと遠い)を望むことができたという。おそらく、古墳じゃないでしょうか)