日本酒と健康 その7

kurabito2006-09-01

 引き続き、「日本酒読本」からの引用です。


「パーティなどでスマートに飲むコツ」


 コミュニケーションを深め、人間関係を円滑にしていく上で、パーティの効用は計り知れませんが、お酒を上手にのむことで、その効果も倍増します。それには、まず適量です。これを越えては、コミュニケーションもままならないばかりか、ひんしゅくをかいます。個人差はありますが、体重1kg当たり、1時間に純アルコールで0.1gが目安です。これを計算しながら飲めばベストです。次に、なにか食べてから飲みましょう。空腹のままだと、お酒は胃からすぐ腸に回ってしまい、酔いが急に回ります。出された料理をほどよく食べながら飲むのがポイントです。
 マナーとしては、人にお酒の無理強いはしないこと。それぞれのペースや適量というものがあるわけですから、それを認め合うのが礼儀です。飲んだあとは果物を食べ、アルコールの代謝を促します。そして十分な睡眠時間がとれる範囲で切り上げます。どれも簡単なことだと思いますが、いかがでしょうか。(鵜沼 直雄さん、医学博士)
(ちなみに、体重60kgの人なら1時間に約6gのアルコールを分解できます。アルコールの比重が0.7940ですから、約7.6mlのアルコールに相当し、アルコール濃度15.5%の日本酒なら約50mlに相当します。1時間に約50mlしか飲まないということは、かえっちゃんにはちょっと無理かな。もっとがぶがぶ飲んでしまいそうですよ)
(画像は、清酒・関白「弐壱七」です。アルコール度数が21.7%と、とても高濃度のお酒です。花梨や梅、いちご、ハーブなどをつけてもおいしく飲めます。詳しくは→「弐壱七