春祭り

　酒蔵・加越のある石川県小松市今江町は、今日が「春祭り」です。今江町の中でも町南地区では、子供獅子が町中を練り歩き、主だったところで獅子舞を披露します。中学２年生の男子が獅子を舞い、小学４年生から中学１年生までの男子が横笛を吹きます。子供たちはこの日のために、春休みに入った頃から毎日毎日練習を続けてきたんです。
　画像は、酒蔵・加越で獅子舞を踊ってる様子です。笛と太鼓にあわせ、上級生の男子生徒が獅子を舞う姿は、今江町の風物詩ともいえます。
　この獅子頭は、かつては今江町の青年団が使っていたもので、かなりの重量があります。青年団組織が存在しなくなり、子ども会で受け持つようになりました。１４歳の男子生徒にはちょっと荷が重過ぎるようで、交代でやってるとはいえ、一日に６０回以上も獅子を舞えばくたくたになりますよね。それでも、伝統を守るため、みんながんばってるんです。