のみきり

呑切り

 今年も呑切り(のみきり)を行いました。
 金沢国税局から戎(えびす)室長と倉光主任鑑定官がお見えになり、49点のお酒を念入りに利酒(ききしゅ)してもらいました。
 この呑切りは、藏の中のタンク全部から小瓶に少量を採取し、そのお酒に異常がないか、また、その程度お酒の熟成が進んでいるかなどを検査するために行います。
 蔵内のお酒がすべて利酒できるのも年に一度のこの日だけです。先生の利酒がおわってから、みんな利酒を行いました。
 先生の評価は上々でした。今年もよいお酒に育ってくれたようです。