豊葦原瑞穂の國

kurabito2005-06-12

 今日は日曜日。冬季でしたら、モロミや酒母の管理のためお仕事をする蔵人も多いですが、この季節の蔵は完全休業です。
 さて、見出しは「とよあしはらみずほのくに」と読みます。米と水を意味します。日本酒造組合の宣言文にも書かれているのですが、日本は米と水によってはぐくまれてきた文化の国ですね。
 ここ小松地方では5月のゴールデンウィーク前後に田植えの最盛期を向かえ、梅雨をむかえるこの頃稲はすくすくと育っています。この秋には黄金色の稲穂がそよぎ、おいしいお米が収穫されることでしょう。今年は豊作だ!
 今日、車で移動するときに撮った画像です。稲が整然と植えられています。こんな風景は今の日本でも各地で見られることでしょう。「豊葦原瑞穂の國」を実感します。「夏は来ぬ」の唄がついつい口から出てきました。
  ♪卯の花のにおう垣根に
   ホトトギスはやも来啼きて・・・