大吟の添仕込み

kurabito2005-12-07

 大吟醸の添(そえ)を仕込みました。朝一番に甑(こしき)に米を入れ、待つこと50分で蒸しあがります。蔵の中は蒸気でいっぱいになります。
 蒸された米は、麻布の上に並べられ、蔵人たちが丁寧に手入れ(手でほぐしたり、かき混ぜたりすること)をして、冷ましてゆきます。
 ちょうど、太陽の光が窓から入ってきました。北陸の冬はあまり陽がささないのですが。蒸米の一部分がスポットライトを浴びたように浮かび上がりました。「まるで、真珠のようですねぇ」と日本酒君がいいました。一粒一粒が宝石のように蒸されていました。兵庫県産の山田錦38%精米です。