日本酒と健康 その3

kurabito2006-08-23

 昨日は雨が降り少し涼しくなりましたが、今日はまた暑さのぶり返しという感じです。今日も「日本酒読本」から引用させていただきます。


「日本酒は善玉コレステロールを増やす」


 心臓の動脈硬化は、血清総コレステロールが高くなると促進されます。ところで、総コレステロールにはいわゆる善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の2種類があります。このうち善玉コレステロールには、血管や組織に溜まったコレステロールを肝臓に逆輸送して処理するという働きがあります。つまり、総コレステロールが高くても、善玉の方が多ければ動脈硬化になりにくい、ということです。そして、適量の日本酒を飲むと、この善玉コレステロールが増えるという効果が現れます。心筋梗塞の主な発生原因は、高血圧と高コレステロール血症で、お酒は悪影響しないというのが現在の常識です。むしろ、ふだんからお酒を飲んでる人の方が心筋梗塞にかかりにくいというデータが多数あります。血圧との関係なら、お酒よりはむしろ塩分の取りすぎと肥満に気をつけましょう。(渡辺 孝さん)
(画像は、近くの田の稲です。順調に生育してます。今週末、遅くても来週末には刈り入れでしょう。豊作を祈ってます。文面と全然関係なくてすいません)