日本酒と健康 その5

kurabito2006-08-28

 今日も、「日本酒読本」からの引用です。


「身体のためにも良く、アルコール依存症にもならないのみ方は?」


 適量の飲酒には、日常生活でのストレス解消、食欲の増進、人間関係の円滑化、動脈硬化の予防といった、大きな効果が4つもあります。最初の3つはなかなかデータとしては出しにくいんですが、動脈硬化の予防については、善玉コレステロールを増加させることによって、直接死につながるおそれのある狭心症心筋梗塞の予防にその効果が確認されています。ただし、これはあくまで適量飲酒の範囲内が条件です。
 適量飲酒がどのくらいなのかは、日本人の場合、約半数の人が飲酒による顔面紅潮(アセトアルデヒド代謝欠損者)をきたす、いわゆる下戸(このうちまったくの下戸は約5分の1で、残りは飲酒により酒量が増加します)がいますので飲める人の場合にのみ、飲酒による害と益を考慮すると、日本酒換算で1日2〜3合まででしょう。また、週1日は休肝日を作ることも、アルコール依存症をチェックするために重要です。(丸山勝也さん)
 (画像は、昨日の夕方撮影した近くの田んぼです。天気も良く「刈り入れサンデー」となったようで、あちこちでコンバインが動いていました。刈り取られたあとの田んぼは、わらの香りがすがすがしく、秋になったことを実感します。いい米で豊作であってほしいですね)