日本酒と健康 その11

kurabito2006-09-11

引き続き、「日本酒読本」からの引用です。


「お酒がおいしく楽しめる雰囲気」


 いろいろな効果が期待できる飲酒に、さらにいっそう楽しむための工夫があったら、その効果も倍増することでしょう。これは酔いの研究をするための実験の話ですが、鼠(ねずみ)が自らの意思でお酒を飲む仕掛けを作るのに大変苦労しました。無理に飲ませたり注射するのでは、自然の酔いにはならないんです。試行錯誤の末、おそらくこれは世界でも初めての成功例だと思いますが、落ち着いた色彩の所で、多少照明を暗めにし、室温を少し低くする、そして雄と雌とを一緒にしてあげる。すると、鼠は自分から飲みだし自然に酔い始めました。
 人間にとってもこれはまったく同じことがいえます。つまり、お酒は落ち着いた雰囲気で、決して一人ではなく、仲間(できれば異性と)と一緒に、気楽に、料理を食べながら飲むこと。それが、もっともお酒がおししい飲み方ということになります。ただし、お互いに無理強いやイッキ飲みはしないし、させない。適量をそれぞれのペースで楽しみたいものです。(古村 節男さん、医学博士、元日本アルコール医学会理事長、京都府医大名誉教授)
(今日は半日使い、裏の空き地の雑草地を開墾して5坪ほどの小さな畑を作りました。雑草の根がごぼうのように、しかも網目状にはっていて、取り除くのに苦労しましたよ。昨日の雨で、地面が柔らかくなっていたので、今がチャンスとばかりの仕事でした。そして、そこには・・・「レモンパーム」を植えたのです。小さくてしおれてしまっていたので、画像ではちょっとわからないでしょうが。来年の夏にはたくさん増えてることだと思います。なんのために?そのうち報告します。)