呑切り指導

kurabito2006-09-13

 今日は、金沢国税局鑑定官による「呑切り(のみきり)指導」でした。これは、酒蔵にある全てのタンクに眠るお酒を小瓶にとり、そのお酒に異常がないか、どのくらい熟成しているかなどを調べるためのものです。
 金沢国税局から伊藤先生がお見えになり、一堂に並べられた49点のお酒を一つづつ丹念に利酒してもらいました。
 まずまずの講評をいただき、造り手としては一安心です。冬に造ったお酒がどのように育ったのかが心配でしたから。お客様にもきっと喜んでもらえる酒質です。同じお酒をいくつかのタンクに分けて貯蔵しておいても、熟成の速度は随分と違ってきます。次の詰め口のときにどのお酒を使えばよいかなどを決めるのに重要な要素になります。
 画像は、熱心に利酒してくれている伊藤先生です。