2006-11-18 分析 モロミは毎日分析を行います。分析するといっても、日本酒度と酸度です。モロミも末期となるとアルコールやアミノ酸度*1も分析します。酒蔵の中には常に十数本のモロミがあるため、これらをすべて分析する必要があるのです。 毎朝、布を敷いたロートにモロミを少量入れ、その濾液を分析します。画像は、モロミを入れたロートから垂れてくる濾液を小さな容器で受けているところです。およそ2時間ぐらいで分析に必要な量が垂れます。 *1:アミノ酸度:酒の味わいの濃さの目安となります。この値が高いと味わいが高くなり、値が低いとキレイな味わいとなります。