添枝桶へ麹の投入

kurabito2006-12-27

 お酒の仕込みは、三段仕込により行われます。その最初の添仕込みは、枝桶と呼ばれる小さなタンクに添を仕込み、仲仕込みの前に大きなタンクに移します。
 画像は、その枝桶に麹を投入しているかっちゃんとHidekiです。台車で麹を運んできて、交互に箕(オレンジ色)ですくって麹を入れてゆきます。仕込水はすでに入っているので、これで「水麹*1」が完成です。このあと、検温して、目的の温度まで冷やした蒸米を投入して添仕込の終了です。ちなみに、このお酒は、関白普通酒になる予定です。

*1:水麹:酛・添・仲・留を仕込むときに、先ず麹と水を入れておきます。この段階を水麹と呼びます。水と麹を先に入れておくことで、麹の中の酵素が抽出させることが目的です。水麹後、検温して、仕込後の目的の温度から逆算して、投入する蒸米の温度を決定します。