大吟醸 仲仕込

kurabito2009-01-16

 大吟醸の仲の仕込みでした。甑で蒸されたお米を布の上に晒し、蒸気を抜いたあと別の場所に運ばれます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=rxCg8xJUL90

 別の場所に運ばれた蒸米は、約5時間冷気にさらされます。その間、蔵人たちは手を入れ続けます。中腰になって結構きつい仕事です。その上、寒いんですよぉ。もちろん、休憩はあります。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=iWREVBk-3oc

 充分にさらされ冷たくなった蒸米を、タンクの中に次々に投入し、仲仕込の完了です。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=xIXJtfVHaKE

 さて、酒蔵の中では、大吟醸ばかりを仕込んでるわけではありません。50%精米の五百万石が室に取り込まれました。加賀吟醸になるお酒です。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=SRHobMbv7QE

 室に取り込まれ、よくさらされてから種麹(もやし)をふります。HIDEちゃんが真剣にふっていました。麹菌の胞子が蒸米全体に満遍なくふりかかるようにするため、神経を使います。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=wDHkJXxO-90

 明日は大吟醸の留仕込のため、洗米を行いました。黒い布に白米(山田錦38%精米)30kgを入れ、水を張った容器にざぶんと漬け込みます。それを手でよく洗います。さらに次の容器にいれて洗います。同じ動作をもう一度行い、容器から取り出したところでホースの水をよくかけ流し、別の容器に漬け込んで所定の時間だけおきます。今日は。最初に水を入れてから、米を完全に水から引き上げるまでは丁度10分でした。ストップ・ウオッチを使い、正確に時間をはかります。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=Kh1f-6gxc80