のみきり指導

kurabito2010-09-01

 冬の間に造ったお酒は涼しい蔵の中でゆっくりと熟成しています。どのように熟成したか、あるいは異常がないかということを調べるために「呑切り(のみきり)」を行います。蔵の中の全てのタンクから酒を採取し、それを一堂に並べて利酒(ききしゅ)をします。
 今日は、金沢国税局鑑定官室から岩槻安浩室長先生がお見えになり、全部を利酒されました。
 その様子を動画でどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=4mlVrKGaHPo

 蛇の目の利き猪口は、酒の色やテリなどを調べるのみ必要なアイテムです。次の動画では、蔵の中で何年も寝かせたお酒が移ってますが、貯蔵が1年未満の酒と比べて茶色いです。当社の「八年古酒」や「加賀ノ月 琥珀月」になります。
 動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=4l_Bwd7xfHA

 全般に良い評価をいただきました。当社の本醸造酒は「ひやおろし」として九月九日に発売されます。自身を持っておすすめできるお酒になってくれました。皆様、是非どうぞ。
 ひやおろし→ http://www.kanpaku.co.jp/sake/chotto/chotto.html

 また、今度の日曜日には恒例の「円満朝市」があります。小松市本光寺さんへ是非お越しください。加越は出店します。また、「遊墨民カズ」さん直筆のオリジナルラベルのお酒もありますから是非来てくださいね。蔵人一同お待ちしております。