加越の水について その7

kurabito2005-06-29

 最近では、水を簡単に分析できます。当蔵の井戸水は、やや軟水でホントにおいしい水です。日照りが続くような猛暑の年でも、15度で一定温度の水が豊富にでます。お酒を造るのに最適な水であるということは、「全国新酒鑑評会」での金賞の受賞回数や「金沢局清酒品評会」での優等賞の受賞回数が物語っています。また、内緒ですけど、某酒造会社が仕込みに使うから分けてほしいといって水を取り来ます。また、この水で氷を作り、関白の原酒をロックでのむととてもおいしく感じます。(実は小松の居酒屋さんでやっていただいていることです)また、最近よく耳にすることだと思いますが、「和らぎ水」に使っていただくと、ホントにおいしいです。(和らぎ水とは、お酒を飲む合間に飲む水のことです。こうすれば、酔いつぶれることなく、また、最後までおいしくお酒をいただけます)(つづく)
 (画像は6月29日撮影の木場潟南園地の菖蒲園。菖蒲の時期は過ぎましたが、彼らは雨を待っていたようでした。が、急に大雨になってしまい、被害にあわれた方を思うと、雨が降ったといって喜んではいられません。)