上槽の翌日は粕はがし作業

kurabito2005-11-17

上槽の翌日は粕はがし作業です。お酒をしぼるということは、布でモロミを濾すということです。濾されたものが清酒で、残ったものが酒粕(さけかす)です。
 画像に見えるのは「ヤブタ」と呼ばれる圧搾機で、たくさんの盤の間にモロミを送りこみ、盤に空気を送って搾るという機械です。担当のカッちゃんが盤にひっついた酒粕をはがしているところです。こうしてはがされた酒粕の一部は「板粕」として、酒屋さんやスーパーなどに並びます(関白の酒粕を見かけたときにはよろしくお願いします)。また、残りはタンクにに入れられて、来年の6月ころに「奈良漬用の酒粕」として出荷されます。
 粕はがし作業を終えると、すぐに2号モロミを上槽にかかりました。2号のモロミがしぼられます。