年内の仕込みは、今日で終わり

　年内の仕込みは今日で終わりました。今シーズンの前半を終了したわけですが、反省するべきところを反省し、そして年明けの後半の仕込みに備えたいものです。
　さて、画像は１本目の大吟醸です。櫂入れ・検温のあと杜氏さんが分析を採取しているところです。布を引いたロートに少量のモロミを入れ、その濾液を分析して、モロミの進み具合を管理します。今日で仕込み後２０を日経過しました。(大きな画像は→[http://www.kanpaku.co.jp/gazou/kaetchan/H17.12.29.JPG)モロミも中盤を過ぎると、泡も落ちてきます。モロミの表情は使用する酵母によって随分違うのですが、１本目の大吟醸は写真で見るとおりです。米の溶けない部分がモロミの表面に浮いてきている感じです。２本目の大吟醸は、このような表情をとらないかもしれません。このモロミは例年よりやや早くすすむ感じなので、上槽は１月１０日前後になりそうです。