3本目の大吟醸 酛麹の盛

kurabito2006-01-07

 3本目の大吟醸の酛麹を盛りました。12kgの山田錦を昨日蒸して、種麹を切り、そして今日盛りました。量が少ないので、乾燥しすぎないように注意しながらの作業です。
 手前の蕪城さんが手に持っているのは篩(ふるい)です。昨日寝かせた蒸米を手で崩すだけでは、金平糖のような塊*1が残るので、篩にかけ、それに残った蒸米をさらに手で崩します。一粒ずつほぐれるまで、何度も行います。
 篩を通った蒸米を、杜氏さんが手際よく、麹蓋に盛って行きました。
 一方、1本目の大吟醸は、明後日上槽する予定です。(ひょっとすると火曜日になるかもしれませんが)杜氏さんは、上槽まであと数日とせまった大吟醸にゆっくりと櫂をいれていました。
 

*1:米粒が数粒固まった状態。そこには麹菌以外の雑菌が繁殖しやすいといわれています