大吟醸の酒粕をとりました。

kurabito2006-01-14

 大吟醸酒粕をとりました。大吟醸を上槽してから4日たちました。その間、槽直し(ふねなおし)といって、一度袋を積み替えました。
 さて、画像は、粕をとる直前の槽の様子です。しぼった当日は上まであった袋もしっかりしぼられて、うすく平らになっています。
 今日は土曜日なので比較的その他の作業が少ないので、ゆっくり丁寧に粕取りができたようです。



 画像を見てお分かりのように、袋はしぼられてる間にどんどん小さくなり、押さえつけるために木材などをはさんでいました。
 槽の中は、4日経っていてもいい香りが残っています。酒粕のにおいと交じり合い、独特の香りを撒き散らしています。
まず、槽をおさえつけていたジャッキを緩めます。JUNちゃんが行いました。ジャッキを緩めたら、上に乗っていた材木などを取り除きます。
キレイにならべられた袋を取り出します。
取り出した袋は、別の場所にひとまず積みます。
取り出された袋をROBAがしごいて、粕を取り出しやすいようにします。普通酒などの酒粕ですと、板粕をとることが出来るのですが、大吟醸粕は、粘り気が無く、ぽろぽろとしていて、すぐにばらばらになってしまうため、板粕はとることができません。
これが、大吟醸粕です。厚さは3cmくらいあります。普通酒の粕は1cmもありませんから、粕が多く出るということが理解できると思います。