kurabito2006-01-29

 4本目(最後)の大吟醸の添麹は昨日室(むろ)*1に引き込みました。今朝の仕事は、それを麹蓋に盛ることから始まりました。
 ROBAと小竹さんが先に室に入り、布を何枚も重ねて大事に保温していた蒸米を裸ににして、杜氏さんの到着を待っていました。間もなく杜氏さんが現れ(画像)、作業の開始です。こんもりとした蒸米の塊を手で崩して、それを篩(ふるい)にかけて、米粒一粒一粒までばらばらにして、麹蓋(こうじぶた)*2に入れてゆきました。このとき、室の室温は約36度でした。本当に暑い、でも、この季節(真冬)に暑いなんていっていられるのは幸せかも。酒蔵の中で、唯一暑いところがこの室なのです。