熱酒瓶詰め

kurabito2006-02-14

 普通、瓶詰めをするときには「熱酒瓶詰め」といって、殺菌をするために酒の温度を60度〜65度くらいまでに上昇させてから詰めます。蔵内で行う「火入れ*1」と同じ原理です。アルコール(エタノール)が含まれているため、低温でも十分殺菌できるのです。
 今日は、「こっそり純米酒」を詰めようとしていたのですが、蒸気を制御する電磁弁が開かなくなり、お酒を温めるための蒸気が閉鎖されたままとなりました。画像は、その電磁弁を交換しようと東さんが上に登り、一生懸命電磁弁をはずしているところです。瓶詰めの用意が整っているので、急いで交換しようとしてました。無事に交換も終わり、今日の瓶詰めは支障なくできましたよ。よかった、よかった。機械を使う仕事は、どんなことが起こるかわかりませんね。