3本目の大吟醸の粕はがし

kurabito2006-02-25

 本日、午後から3本目の大吟醸の粕をはがしました。粕歩合という指標があります。計量された酒粕の重量を原料白米の重量で割って百分率で示した値がそれです。お米がどのくらい溶けてお酒になったかという目安になります。昔で言う一級酒や二級酒クラスのお酒ですと粕歩合は25〜30%くらいで、大吟醸ですと50%を超えます。必ずしもあてはまるというわけではありませんが、粕歩合が低いほど味の多いお酒になり、高ければきれいなお酒になります。
 今日の計量によれば、粕歩合は53%でした。数値的にはちょうど良いところですね。酒粕は、画像にあるとおり、とても分厚いのです。しかも、吟醸の香りがほんのりとします。でも、米粒がそのまま残っているような感じのうえ、パラパラしていて、焼いて食べてもそれほどおいしそうじゃないようです。