火入れの準備

kurabito2006-02-27

 しぼられた直後のお酒は「生酒」と呼ばれていて、その後ブレンドやろ過等を行い、火入れ*1をされて貯蔵されます。以前にも書きましたが、火入れの目的は酒を悪くする雑菌を殺すこと、生老ね香と呼ばれる香りの原因とされる酵素を失活させることです。
 酒蔵・加越では蛇管と呼ばれる細いステンレス管を巻いたものを熱いお湯の中に漬け、その中にお酒を通してお酒の温度を65度まであげ、タンクに入れて急冷します。
 コーちゃんは明日、火入れを行います。画像の左下には蛇管が桶の中に入っているのがわかると思います。火入れのときは、流失とかしたら莫大な損害になるため、ぬかりが無いように準備をしています。