金沢国税局酒類鑑評会に出品

kurabito2006-03-14

 金沢国税酒類鑑評会に出品しました。
 毎年、この季節になると鑑評会のことで頭が一杯になります。どの酒を出そうか、オリを引くタイミングは? 火入れはいつがいいのかなどなど、毎日が大吟醸のことばかり。かえっちゃんでさえそんなんですから、杜氏さんはどのような心境でしょうね。前にも書きましたが「針の莚(むしろ)」なんだそうですよ。本音をいえばつらい。でも、それを乗り越えれば天国なんですよね。(もっとも、お酒はできてしまっていますから、いまさらお酒の品質が大きく変わることはありません。入学試験をおえて発表を待つ間のようなものです。そういえば、石川県の公立高校の発表は明後日とか。皆さんそろって春をむかえられるといいですね。←全くの余談)
 出品するお酒は今日の午後2時が締め切りでしたから、12時30分ころに金沢国税局の鑑定官室へ搬入しました。玄関では同業の方々数人とお会いしました。みんな、こんな時間に持ってくるんですね。
 画像は、その鑑定官室がある金沢市広坂の合同庁舎です。小さな画像なのでわかりにくいでしょうが雪が相当降っていたんです。その雪の影響で小松から出品酒を持ってゆくときは道路が混み合いました。いつもより時間を要しました。
 来月の7日(金)にはこの場所で、出品酒の一般公開が行われます。北陸3県の吟醸酒が一同に利酒できます。
 なんとかいい結果をだせるといいのですが・・・。不安です。