日本酒と健康 その1

kurabito2006-08-18

 酒蔵・加越の夏場の仕事はだいたい決まっています。特に目新しいこともや興味を引くことも余りありません。それで、これからしばらくは、「日本酒と健康」について書いてゆきたいと思います。日本酒造組合中央会が発行した「日本酒読本」から引用させていただきました。



「お酒は百薬の長」


 適度なお酒は血液循環を良くし、食欲を増進させます。心の抑制が取れるので、なによりも精神的なストレスの解消になるし、コミュニケーションの手段にもなります。百歳以上の健康な長寿者の約6割は、毎日適量のお酒をたしなんでいるそうです。このように、まさに「お酒は百薬の長」といってよいでしょう。日本酒がおいしいときは体調もいい時。だから「お酒は健康のバロメーター」でもあります。
 ただし、目安が必要です。そこでアルコール健康医学協会では『適正飲酒の勧め』をアピールしています。『酒は微酔、花は半開』というように、お酒はほろ酔いくらいが気分もいいし、健康の面からもいい。具体的には、一日の量が日本酒なら2号、ビール中瓶2本、ウイスキーはダブルの2杯まで。そうすれば、いつまでもおいしくお酒を楽しめます。(斉藤茂太さん)

(画像は、「酒峰加越 朱ノ吟」です。ちょっとリッチな酒蔵・加越のお酒です)