大吟醸添麹引き込み

kurabito2006-12-02

 いよいよ大吟醸仕込み期間に突入です。室に添麹を引き込みました。
 昨日、洗米を終えた山田錦38%精米を早朝より蒸して、室に取り込みました。画像は取り込んだ直後の室の様子です。杜氏さんと蕪城さんが熱々の蒸米をしゃもじを使って、床の上にうすく広げています。ある程度品温が下がったら、手で蒸米をよくもみます。品温を下げ、蒸米の余分な水分を蒸発させるためです。
 杜氏さんは「ちょっと固めかな」といっておられました。先般の酛麹のときもやや固めだったので洗米のときに浸漬時間を延ばしたのですが、それでもまだ十分な吸水にはならなかったのかもしれません。
 このあと、種麹をふって寝かせました。明朝は盛作業が待っています。