大吟醸 仲仕込

kurabito2006-12-08

 今日は、大吟醸の仲を仕込みました。一昨日仕込んだ添(昨日の踊り)を、大きなタンクに移し、それから、甑(こしき)に仲の米を置きました。約1時間後に米が蒸しあがりました。
 画像は、蒸しあがったばかりの甑から、覆いかぶせてあった布を取り、杜氏さんと志村部長が米の蒸しあがり具合を確かめているところです。このときに「ひねりもち」を作ります。もともと、ひねりもちとは、蒸している最中の米をを少量取り出し、板の上におき、それを手のひらで練ってもちにするもので、杜氏がそれを鑑定して、この辺で蒸すのを止めるのか、もっと蒸すのか判断するためのものです。
 杜氏さんは「パリッとして良い蒸米だ」と満足そうでした。このあと、蒸米は冷却され、仲の仕込に使われました。
 本日の昼からは、明日の留仕込の洗米、及び、留麹の出麹がありました。明日は、留仕込で、それで仕込みは完了します。