５本目の大吟醸の添麹を蒸しました。
画像は、甑（こしき）の中にある蒸し米を奥田君が掘り出しているところです。いつもそうですが、酒造りの原点は「蒸し」にあります。同じように蒸気を送っても、やはり気圧なども関係して全く同じに蒸せるとは限りませんからね。湯気がもうもうと上がる甑から掘り出された蒸し米は木桶の中にいれて室（むろ）へ運ばれ、室の中で待つ杜氏さんに渡されました。
熱い室の中では、蕪城さんと二人で一生懸命手をいれ、蒸し米の温度がある程度下ったところで種麹を植え付けました。
明日は、これを盛ります。
