最後の大吟醸 仕込完了

kurabito2007-02-10

 最後の5本目の大吟醸の留仕込みでした。きょうの気温は思うよう冷え込んでくれたわけではないのが残念でした。
 米を蒸し終わった直後は、さらさらのとても良い蒸米だったのですが、布の上で晒しているうちにやや粘り気を感じました。ぐっと気温が冷え、さらっとした蒸米がいいのですが・・・。
 蒸米をさらにさらすこと数時間、蒸米もさらっとしてきたようです。午後3時頃には、思うような蒸米になってきたようでした。杜氏さんの「よし、仕込みましょう!」という一声で、蔵人たちは一斉に蒸米を運び出しました。
 杜氏さんはタンクに櫂入れを行いながら、蔵人たちが蒸米を運んできて次々にタンクに投入しました。留仕込みは量が多いので、杜氏さんも息を切らして大変そうでした。仕込が完了した5本目の大吟醸、良いお酒になってほしいと祈るばかりです。