5本目の大吟醸 上槽

　最後の大吟醸を上槽しました。滴（しずく）」を取るために、約50枚の袋にモロミを入れてからタンクの上に並べた棒にくくりつけます。画像は、その「滴」が出たところを、斗瓶に採取しているところです。少しにごっているところは、いかにもおいしそうに見えるでしょ。
　さて、その味わいは？
　香りは華やかで、とても高いです。香りは文句なしといったところですね。
　味わいは、とてもキレイです。透き通るように澄んでいます。ただ、苦味を感じます。しぼった直後は、苦味を感じるものではあります。3本目の大吟醸もしぼった直後は苦味がありましたが、約一月経過で苦味はほとんど感じなくなっています。このお酒も、苦味はだんだんと薄らいでゆくでしょうね。今日のお酒は、素晴らしいものだと思います。