能登ワイン
石川県醸友会*1の研修で、穴水町にある「能登ワイン株式会社」に行ってまいりました。それまで、正直ワインなんて・・・などと思っていたのですが・・・。
まず、能登ワインの豊田専務にあたたかく迎えられ、それから、熱心な説明をききました。彼は、もともと北海道ワインと会社の技術者だったのですが、石川県の熱心な要請にこたえ、数年前から調査をはじめ、苦労の上、良質なぶどうの栽培に成功したそうです。それから、昨年、初めてワインの製造をはじめたそうです。それまでの苦労は並々ならぬものであったと、その言葉の中から感じることができました。
実際に、ワインの製造場に足を踏み入れ、除梗機・搾汁機*2、仕込み用の大きなタンクを見せてもらいながら、語り続ける豊田専務の話は、ワインのことについてよく知らない我々にも、よく理解できるもので、そして感銘を覚えました。醸造という同じ産業に携わるもの同士、通じ合え、また、エネルギーをもらったようです。その後の試飲でも、ワインてほんとに美味しいものだなぁと感じました。地元で採れた良質な原料を使い、まじめにワインを造る姿は、我々の鏡なのですね。
画像は、ワイン製造場で真剣に語っている豊田専務です。一度行く価値はあると思います。
→ 能登ワイン〜石川の奥能登に広がる 美しい葡萄畑から生まれた能登産葡萄の生ワイン〜 ちなみに、日本酒もよろしくお願いします。