添麹 盛

kurabito2007-12-02

 昨日、室(むろ)に引き込んで寝かせてあった蒸米は、今朝盛りました。暑い暑い室の中でその作業が行われました。
 固まった蒸米を、布をひいた台の上で手のひらをこすりつけて一粒一粒ばらばらにしてゆきます。それを篩(ふるい)にかけ、残った分をさらに手でほぐします。きれいにばらばらにされた蒸米は、小蓋(こぶた)と呼ばれる箱に盛られ(入れられ)ます。画像にある木製の箱です。
 たった30分ぐらいの作業ですが、汗をふきふき。暑い暑い。良い麹になってくれれば良いですが。杜氏さんは、今から明日の午後4時くらいまで、約2時間おきにこの麹のおもりです。もちろん夜中もです。