留仕込

kurabito2007-12-08

 引き続き、留仕込です。
 画像は。甑から米を掘り出してる様子です。日本酒君が掘り出した蒸米を、山ちゃんが木桶で受け取ってます。蒸したては、ほんとに真珠のように輝いている感じです。
 杜氏さんは「これ以上、(浸漬を)短くできないな。ぎりぎりの線だ」といっておられました。確かに、蒸米は硬く仕上がりました。あいにく、気温はそれほど下がらず、杜氏さんの読みどおりだったようです。
 仕込温度は低くありませんでしたが、蒸米を硬く締めたため、発酵はゆっくりと進んでゆくことでしょう。いい酒になってもらいたいものです。
(気温が低ければよい酒になるというわけではありません。その気候にあった造りをすることが肝心です。寒い地方には寒い地方なりの酒造りがありますし、暖かな地方も同じことです。)