のみきり指導

kurabito2009-09-11

 本日、呑切り指導がありました。
 酒蔵・加越の中で貯蔵しているお酒をすべてタンクごとに1本づつ小さな瓶に取り出し、異常があるか・どのくらい熟成がすすんでいるかなどを調べるものです。金沢国税局鑑定官室から山根先生がお見えになり、1本ずつ丁寧に利酒(ききしゅ)をされました。全部で56本、市販酒を含めると60本以上のお酒を利酒していただきました。(これって、結構こたえます。利酒になれていない方でしたら、それだけで酔ってしまいますよ)
 「問題のあるお酒はなく、おおむね順調に熟成していて、レベルの高いお酒です。」と山根先生の評でした。さらに「特に山廃純米吟醸は特徴があっておいしい」とのこと。これは3年以上熟成させて出荷している「加賀ノ月 琥珀月」です。
 たしかに、今年のお酒も良いお酒に仕上がっていました。自身を持ってお客様にすすめてゆきたいですね。