酒母(もと)をたてました。
今シーズン最初の酒母(もと)をたてました。たてるとは、酒母を仕込むことです。
よく蒸し上がった原料米(山田錦50%精米)を、甑から掘り出す日本酒君です。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=m6AXrXasS8o
運ばれてきた蒸米を冷気にさらして、目的の温度まで冷まします。その間、蔵人たちは手を入れ続けます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=TfK-hJ9a93I
今日は、蒸米を26度まで冷ますことになっていました。どこまで冷えたか確認する杉本杜氏です。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=JX0K4B0SXD0
予定温度までさましたら、仕込みです。蔵人たちは次々に蒸米をタンクに投入してゆきます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=Drrnaleo9N4
仕込み終わったら、手でかき混ぜます。櫂棒を使っても良いのですが、硬い櫂棒では米粒をつぶすことがあるので、酒蔵・加越では手でかき混ぜることにしています。大事に大事にかき混ぜます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=VxPqjSGPCkU
汲み掛けを行うために筒を入れます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=9MHypYNhom4
そのあとは、タンクのヘリについた米粒や液体をキレイにタオルで拭きあげます。ここを不潔にしておくと良い酒は出来ません。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=s8UI_d-4TzQ
仕上げに、汲み掛けのために入れた筒の中の米粒を掘り出します。米粒を全て出し終えて、仕込の完了です。そのあとは、筒の中にたまった液体を1時間に1回ぐらいの割合でくみ出して、周りの米に浸すようにします。麹から溶出された酵素によって、お米を溶かすのです。櫂棒などで物理的に米を溶かすのと違って、爽やかできれいな味わいになります。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=WlYLBmEu7VI