留仕込

kurabito2011-01-29

 ほんとに寒い一日ですね。
 3本目のだい吟醸の留の仕込みです。寒波到来で、酒造りには極めて都合がいいんです(皆さんごめんなさい)。

 甑に生のお米を張ったあと、蒸しあがるまでの時間は約1時間あります。その間に、昨日使い終わった麹蓋の洗浄です。熱いお湯に漬けて、ササラで洗ってゆきます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=bMBXI7sZfCI

 さて、そうしているうちに米が蒸しあがりました。蔵人全員集合で蒸米を運びにかかります。留の仕込みは、仲の仕込みより量が多いので、一回り大きな甑を使います。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=fF3qMJO2GUw

 蒸されて冷気にさらされるお米。今日は特に冷え込んでいます。蒸米は零度ぐらいになっているのじゃないかな。氷をさわるような冷たさです。手がかじかみます。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=l55mrc8O5ys

 よく晒されて蒸米は、午後2時にタンクに投入しました。蔵人たちが次から次へと運んできて、タンクに蒸米を投入しています。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=j2hCfXjwH10

 最後に運んできたのはカブさんでした。酒蔵・加越の最後の大吟醸の留の仕込みの最後の蒸米を運んだのです。オオトリでした(別にたいしたことないか・・・)
 その後、杉本杜氏が念入りに櫂を入れました。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=XyEUnEq4ts4


 直接仕込には関係ないのですが、エアーシューターのホースを運ぶ様子がおもしろかったのでアップしました。暇な人は見てください。
動画をどうぞ→ http://www.youtube.com/watch?v=tZBHuhMAPDU